②宅建試験→行政書士試験へのステップアップは?
おはようございます。
シリーズものでお伝えしております。
今回は宅建試験合格者のアドバンテージについてです。
間違いなくアドバンテージといえるものは民法の学習です。
宅建試験で言うところの権利関係の分野ですが、きちんと勉強した人ほど、行政書士試験に生きてきます。
行政書士試験の民法の方が何倍も範囲が広いですが、1から勉強するより格段にいいと思います。
感覚的には4分の1~3分の1ぐらいは学習が進んでいると思いますし、基本的にことが分かっていると、学習の吸収力が全然ちがうので、これは大きなアドバンテージです。
では他のアドバンテージは?というと、よく予備校とかは勉強習慣とかアナウンスしておりますが、それは試験知識のアドバンテージではないので、今回の私のブログの趣旨とは違うので除外します。
あと試験慣れということを上げると、宅建試験は4択60問で、2時間の試験時間は全然厳しくないです。
行政書士試験は4択→5択になり、記述問題もあり、3時間の試験時間は、合格者でもギリギリになる方も少なくないと思います。
頭から解いていけばいい宅建試験に対して、行政書士試験は解く順番や解き方に、戦術や慣れが必要になります。
ということで、試験慣れについてはアドバンテージは全くありません。
そして難易度としては、行政書士試験は宅建試験に比べて5倍ぐらい上がるイメージを私は持っております。
もちろん難易度が上がれば、合格した後の景色も大きく変わってきます。
行政書士試験の合格により人生を変えることが出来た人を沢山見たり聞いたりしております。
チャレンジする価値は十分ありますので、勉強習慣がなくならないうちに、勉強を始めることをオススメします。